今にも君は、どこかに乾燥木を見つけて、ガソリンをまいて、火を放つだろう。
一体いままで、インターネットの放火犯たちは、どこに身を隠していたのだろう。
消防団が一斉に噴水するように、一斉に火を点ける。
怨恨や私怨で、自分が王様にでもなったかのように、正義に法り行いをしているかのごとく、堂々と。
ポリティカル・コレクトネスなんて、どこで仕入れたか分からない松明を投げつけて。
王様は大声で糾弾しない。
ただ長々と駄文を書いて、国民(だと思い込んでいる)へと、投げかけるのみだ。
駄文は黄燐のように、空気中で発火点に達する。
王様は椅子に座って、それを血眼で見ながら、ニタニタ哂う。
獄門、放火、まさに邪知暴虐の王である。